公開講座

先日母校にて声楽の公開講座が開催され、聴講に行って来ました♫

講師は佐藤美枝子先生。

1998年チャイコフスキー国際コンクール声楽部門で優勝し、日本を代表するソプラノ歌手として華々しく活躍されています。

2年生と4年生の後輩が受講していましたが、先生方や卒業生もたくさん聴講している中でもしっかり歌っていて、それだけでも勇気をもらってしまいました。

佐藤先生のレッスンは発声に関するアドバイスが中心。

いつも師匠からご指摘いただいていることでも例えが違ったりしていたので、イメージが広がりとても勉強になりました。

歌うこと自体は身近で簡単なことですが、何百人、何千人も入るホールにマイク無しで響かせる声を出すことは容易ではありません。

また、欧米人とは顔の骨格や身体のつくりが違うのでまずその研究が必要です。

先生のお話の中で「最近発見したのだけど・・・」と前置きして話される場面があり印象に残りました。

先生のように活躍されている方でも、まだ研究を続けていらっしゃるんですよね。

私の師匠もよく仰っています。

「芸とは水に字を書くようなもの」。

書き続けてないと読めない。書くのをやめると、一瞬でその文字は消える。

どの分野でも継続と努力や研究はとても大切なことだと思います。

逆に言えば、芸事で鍛えられた精神力や忍耐は他でも生かされるということ。

こんなお話もレッスンの中で少しづつお伝えしていけたらなぁと思っています。

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岐阜県大垣市 あやの音楽教室

ピアノ・声楽・ソルフェージュ

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